昨今、
今回は【KOL、KOC編】と題しまして、WeChatミニプログラム(小程序)の一部機能や、
【WeChatが持つプラットフォームとは】
まずはWeChatミニプログラム(小程序)がプラットフォームとしている、「WeChat」の概要に関してご説明させていただきます。
「WeChat」とは、中国インターネットサービス大手であるテンセント社(騰訊控股有限公司)が提供するSNSアプリです。
※WeChatを起動し、ミニプログラムへアクセスする際の画面遷移
■WeChatトーク画面より下にスワイプ
■ミニプログラム画面が起動
■各ミニプログラムへアクセス(または検索窓からブランド名で検索可能)
日本主要アプリでもスーパーアプリの機能に対応し始めていますが、WeChatも同様に1つのアプリケーションで様々な方法で活用することができます。弊社で提供しているWeChatミニプロガラムを活用した「事前予約サービス」「越境EC」「セルフオーダーサービス」に加え、WeChatでは「ライブ動画:騰訊直播(テンセントライブ)」など今後もニーズに合わせて続々と機能が追加されていく予定です。
【KOL、KOCを使ったライブ販促】
今回はその中でも、「ライブ動画機能:騰訊直播(テンセントライブ)」をご紹介致します。
日本でも徐々に動画による商品の訴求は浸透してきてはいますが、「ライブ動画:騰訊直播(テンセントライブ)」はライブ動画とEコマースを併せた機能です。 大手国内EC事業会社でもライブ放送機能をECサイト内の基本機能としてリリースされました。ライブ動画で商品を紹介し、消費者は動画を見ながら購入することは、現在のEC業界でのトレンドです。放送者と即時に交流でき、抽選やイイね!など通常のSNSと似た機能もあるため、ユーザーは身近な距離感でショッピングができます。
またインハウスで従業員様のみでライブを実施される企業様もいらっしゃいますが、KOL(Key Opinion Leader)、KOS(Key Opinion consumer)と呼ばれる影響力のあるインフルエンサーを起用することもできます。中国では、フェイク品文化が流行していた背景もあり近年は“本物志向”として、自分が信頼している人からの情報を重視する傾向があります。KOLはフォロワーという形でユーザーから信頼を得ており、その個々人の属性によって、購買意欲の高い商品選定して行える、というマーケティングを行うことが出来ます。ただ、近年EC市場においては、その効果の高さからKOL(Key Opinion Leader)が多く起用された結果、企業寄りの発信をしすぎるという点で不信感が高まり、最近はより消費者に近い目線を持つKOC(Key Opinion Consumer)の方の情報の方が、公平性が有ると重視されるようになっています。
現在最も動きとして盛んなのは、「Tik Tok(抖音、ドウイン)」や「快手(Kuaishou)」などの配信プラットフォームになりますが、WeChatミニプログラム(小程序)もその機能に対応しています。動画を実際に活用することで、商品の良さを伝えることができるのは、今のトレンドに即した大変効果的な手法と言えます。
■ファッション系メディア「她読(TA READ)」のライブ配信ページ (via www.ebrun.com )
このようにWeChatミニプログラム(小程序)を利用して商品を販売するには様々な工夫も必要ですが「WeChatミニプログラム」単体でリリースに加え、別の記事でもご紹介している「WeChat公式アカウント」と連携させることで、さらに効果的に認知を獲得することが可能です。
弊社では「WeChatミニプログラム(小程序)」と「WeChat公式アカウント」の開設が可能です。
※WeChat公式アカウントに関する記事はコチラ
販促のサポートや決済のみ導入することが可能ですので、もしご興味をお持ちいただけましたら、是非資料ダウンロードや、弊社までお気軽にお問い合わせください。
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