ビリングシステムです。

前回ご紹介したコラムに続いて、インバウンド向けサービスを検討している企業様へ向けて、

決済シーン又は物流シーンにおける事前準備用の情報をご紹介いたします。

 

今回は、様々な越境における様々な税制やルールのご紹介、

DUTY FREE」と「TAX FREE」の違いをご紹介いたします。

 

■免税される税金の種類と条件


DUTY FREE」と「TAX FREE」は、免税店でよく見られる表示ですが、

それぞれ違った特性があります。

 

▶「DUTY FREE」

 

免税対象

主に国際空港の出国エリアに設置されており、

消費税に加えて、関税、酒税、たばこ税などが免税となります。

これらの店舗は「保税免税店」とも呼ばれ、国際旅行者を対象に提供されています。

利用条件

DUTY FREEを利用するには、日本を出国する方であることが条件となり、

購入時には航空券(または搭乗券)の提示が求められます。

商品は原則として、購入後に出国手続き完了後のエリアで受け取る形となります。

対象の商品

これらの店舗では、ブランド品や高級品をはじめ、

酒類、たばこ、香水、宝飾品などが免税対象となります。

免税の条件

DUTY FREEでは、購入金額に制限はなく、金額にかかわらず免税が適用されます。

 

▶「TAX FREE」

 

免税対象

TAX FREEは一般の小売店舗で多く展開されており、消費税のみが免税となります。

日本国内において、外国人観光客向けに提供されています。

利用条件

TAX FREEを利用できるのは、日本の非居住者、

すなわち訪日外国人に限られます(日本人は利用不可)。

航空券の提示は不要です。

対象の商品

日用品や消耗品が主な対象となり、

家電製品、衣料品、時計、宝飾品、食品、化粧品などが含まれます。

免税条件

日用品などは同一店舗での購入金額が5,000円以上の場合に適用されます。

消耗品については、5,000円以上50万円以下であることが条件です。

なお、いずれの商品も国外へ持ち帰ることが前提とされています。

 

■まとめ


DUTY FREE:高額商品を中心に、主に国際旅行者向けに提供

TAX FREE:幅広い商品が対象となり、訪日外国人向けに提供

 

海外からの利用者は、日本国内で免税制度を活用することで、

商品を通常よりも安価に購入することができます。

また、購入時に税金がかからない体験は満足度向上につながり、

再来日時のリピート購入を促す要因にもなります。

購入機会を逃さないためにも、中国人旅行者の利用が多い決済チャネルを

あらかじめ整備しておくことが重要です。

 

■ ビリングシステムのご支援内容


弊社が提供するMultiPayオンライン決済サービスでは、

中国だけでなく東南アジアを中心とした各国のペイメントサービスを

ワンストップで導入可能です。(Alipay+決済サービス)

 

また弊社ビリングシステムでは、決済シーンにおけるアドバイザーとして、

WeChatPayを提供しているテンセントや、Alipay等のアクワイアラとして

日本法人立ち上げ、参入からサービスの提供をしております。

 

▶まずはお気軽にご相談ください


上記の内容での不明点、またWeChatPayAlipayを使った各決済サービスの詳細が知りたい方は、

お気軽に弊社のお問合せページからご連絡いただければと思います。

 

【関連リンク】併せてご確認ください。


■中国向けホームページとは?【WeChat公式アカウント】

中国向けホームページとは?【WeChat公式アカウント】 | ビリングシステム株式会社

■越境ECを活用する際の物流・関税について【三単合一】

http://bs-multipay.com/miniprogram/news/ミニプログラムを使う際の物流・関税について/

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