越境ECとは国境を越えて通信販売を行うオンラインショップのことです。
近年、訪日中国人の爆買いに代表されるインバウンド需要が話題となりましたが、その後注目されるようになったのが「越境EC」です。越境EC市場はインバウンド市場を超える巨大なマーケットとしてEC業界から注目され、その市場規模は年々拡大し続けています。
更に、昨今のコロナウィルス(Covid-9)影響で、店舗での売り上げを確保しにくい状況も相まって、最も注目されている販売チャネルです。
経済産業省が2020年7月に公開したデータによると、2019年度の中国人の越境ECを利用した日本製品の購入額は1兆6,558億円に上ります。米国での購入額も合わせると3兆6,652億円となり、中国の越境EC市場規模の大きさがうかがえます。(図1)
中国では越境ECだけでなく、EC市場も世界一の規模を誇ります。2019年度のBtoCのEC市場規模は、中国が1 兆 9,348 億 US ドル(約204兆円)であり、第2位の米国とは3倍以上の差があります。前年度比から見ても1.2倍の成長率があり、今後中国の農村部のEC利用が本格化すると考えられているため、さらに市場規模が拡大するとみられています。(図2)
中国のECサイトは、大手ECモール2社が大きなシェアを持っています。そのような越境ECモールへ出店することは可能ですが、運営自由度や出店費用、手続き等のハードルが高いと言われています。
ビリングシステムでは、中国でのインフラSNSとなっているWechat(微信)を提供する騰訊控股(テンセント・ホールディングス)から直接のサポートを得ながら、WeChatミニプログラム(小程序)を活用した越境ECのサービスを提供しています。
このWeChatミニプログラム(小程序)の越境ECサービスでは、モールシステム、動画プロモーション、注文&決済、配送の国際物流等々、企業様が運用しやすい環境を、サービス提供しております。従来の越境ECモールへの出店とは違う新しいプラットフォームを活用したサービスになりますので、ご興味をお持ちいただけましたら、是非資料ダウンロードや、弊社までお気軽にお問い合わせください。
最新記事